こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。
以前お話しした図形問題が苦手な生徒の原因と対策の続編です。
図形問題を苦手にする生徒に、問題の図に同じ線を何度もなぞったり、補助線を引きまくったりした結果、元の図形が何だかわからないただ汚している状態にしている様子をよく見かけます。図形問題は「見えれば解ける」ですから、図形が苦手な生徒がこのような状態にしては正解は出ません。補助線を引くのは結構ですが、目的のない補助線はやめるべきです。もし補助線を書いても解けない場合は消しましょう。それもきれいにです。
また、条件を図に書き込むのは当たり前ですが、丁寧に小さく書き込みましょう。大きく雑に書いては図形を見にくくするだけです。
図形問題は文章題と違い基本パターンと暗記事項が頭に入っていれば問題数をこなせばこなすほどできるようになっていきます。と簡単に言いましたが暗記事項とは沢山あります。例えば30度や60度などの角度が出てきたら、どこかに正三角形の半分の形が隠れているかもしれないといったようなある言葉や数字を見たら関連することがすぐに連想できることとその使い方を覚えておくことです。この場合一番長い辺と短い辺の比が2:1ということです。
また、基本が少し出来たからと言ってすぐに様々な応用問題をやろうとしないことです。ある程度似たような問題を何度も繰り返してこの類はほぼ大丈夫というところまでできたら次へとすべきです。焦りは禁物です。
上記のことを注意しつつ、あーだこーだ考えて一人で解けるようにがんばりましょう。
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