こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。
今日は家事の中の料理のことをお話しましょう
理科の先生から見ると料理はかなり「実験」に近い行動です。材料や調味料を揃えたり量を測ったりすることも水をコンロの火にかけてお湯を沸かして加熱することもどのくらい熱を加えて柔らかくなるまでの時間を考えることも実験とほぼ同じと考えていいです。
「でも受験には関係ないんじゃない?」と言いたいのもわかりますが、生活に根ざした問題が出題されることも多くなっています。
手順を考え「材料を切ること」「加熱すること」「味をつけること」「盛り付けること」と分けて考えましょう。
今日は「材料を切ること」から始めましょう。
切ることの目的は
1 食べやすい大きさにする
2 火が通って柔らかくなる
3 見栄えを良くする
の他には食べられない硬い部分を切り取る(剥く)エグみなどの美味しくない味を水に染み出させやすくするなどの必要性もあります。
切り方には材料や料理によって多くの切り方があります。ここでは名前だけ並べてみますので自分で調べてみましょう。
輪切り、千切り、みじん切り、薄切り、乱切り、ざく切り、小口切り、斜め切りなどの他に形から半月切り、いちょう切り、拍子木(ひょうしぎ)切り、短冊切り、さいの目切り、くし切りなどがあります。
包丁を使うのは輪切りなどから始めるようにして怪我をしないようにしましょう。
最初はレタスやトマトを切ってサラダを作ってみてはどうでしょうか。
いきなりプロ並みのハンバーグを作る必要はなくてお手伝いから入ればいいし、「今日はお湯を沸かすだけ」「今日は野菜炒めをやってみよう」と少しずつできることを増やしてゆくと達成感もありますし、次の挑戦もやりがいがでてきます。
次回以降に「加熱」「味つけ」「盛り付け」も考えましょう。