こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。
以前ケアレスミスについてお話ししましたが、今回はその第二弾です。
ケアレスミスを治すには段階を踏まなければならないと言いましたが、前回より少し詳しくいうと以下のようになります。
1.原因究明→テストでミスの原因をできるだけ細かくチェックする。
2.意識づけ→自分にはどんなミスが多いか認識する(ミスのワースト3ぐらいはすぐに言えるようにする)
3.実戦→テストを利用して今回はこういうミスだけはしないようにとテーマを持たせ、テスト中それを意識してテストを受ける
4.確認と反省→テスト終了後意識できたか確認し、これを繰り返す(習慣づける)
前回は1をお話ししましたので今回は2からです。以前にも書いた通りできるだけ具体的にミスの原因が言えるかがポイントです。計算ミスなどと言ってるうちは一生治らないでしょう。たとえば、3.14計算の筆算をするときに縦の足し算で間違えやすいとか筆算を小さく書いて数字を見間違えるなど要はテストの際何を注意するか具体的な行動に移せるようにしなければいけません。
2ができたら次は3です。月に一度ぐらいのテストを利用してテーマを持たせましょう。今回は答えの書き間違いだけはなくそうとかテーマはせいぜい2つぐらいですね。ミスが多い子に3つ4つのことを注意させながらテストを受けるのは無理があります。
そしてテストが終わったら今回のテーマをうまくできたかを確認し、ミスがあればその原因究明です。これの繰り返しで少しずつでもケアレスミスは減っていくと思います。なかなかミスを0にするのは難しいと思いますが、8割、9割減らすことは不可能ではありません。
焦らずに3~4か月ぐらいかけるつもりでじっくり取り組んでみましょう。