こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう!

 

「コミュニケーション能力」という言葉を聞いたことがありますか?

〇〇さんは誰にでも積極的に話しかけることが出来てコミュニケーション能力が高いですね、などと耳にすることがあります。

 

コミュニケーションとは「分かち合うこと」を意味するラテン語由来の言語です。

そしてコミュニケーション能力とは意思疎通能力、つまり気を配り、感情や意味を理解し合い信頼関係を築いてゆくことが出来る能力のことです。

ここには非言語な要素(表情・目の動き・沈黙など)による相手の気持ちを推察する能力も含まれます。

要するに一方通行ではコミュニケーションは成り立ちません。

だとしたら・・・・

おしゃべり上手で積極的に声がけ出来る人、多くの人に気軽に関わることが出来る人、などという人物像とは少し違ってきますね。

そもそも先述した通りコミュニケーションは一方通行であるはずが無いのですから。

 

ここで気付くのは「聞く」ということの大切さです。聞く力が無いと相手の考えや価値観など知ることが出来ず、当然「相互理解」や「信頼」には至りません。

むしろ人の話を聞かず一方的にただベラベラと話す人は「おしゃべりコミュ障」と言っても差支えありません。

「聞き上手は話し上手」

まず人の話をよく聞いて、相手のことを知ることで、自分との共通点を知り、理解を深めて話すことに意味が生まれ、信頼関係を築くことができるのです。

 

「おちついて人の話をじっくりと聞くことが出来る人」の中にこそコミュニケーション能力の高い人がいる、ということになりますね。