こんにちは!個別グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。今日は【物語の読み間違いの原因】についてです。
間違って読んでいる…これを【玉入れ】にたとえるならば【読解】というカゴの中に、赤玉や白玉以外にも小石や落ち葉など、手当たり次第にいろいろなものが投棄されている状態のことです。時にはカゴからあふれたり、時にはカゴに入らなかった物が地面に散乱している…一体なぜそんなことが起きるのでしょうか?
その原因の一つに【名前への勘違い】が挙げられます。
①「グノが初めてしゃべった!」と我が子の成長に感激の涙を流すお母さん。
②「さすがエース! グノのホームランで逆転優勝だ」と監督がガッツポーズをした。
③「グノとわたし、ふたごコーデみたいなおそろいの水玉ワンピースだね」
名前は同じ「グノ」です。文章から性別や年齢(れい)が異なる、それぞれの人物をイメージすることが出来ましたか?
物語の中では、主人公の母や父の名前を「グノ美」や「グノ太郎」と表記されていることもあります。友だち、いや祖父母だろう、などと自分で勝手に思い込まないように気をつけてください。【名前にひそむワナ】に引っかからないこと!
また、登場人物が何人も出てくる場合も注意が必要です。文章の空きスペースにメモを残すなどして、主人公との関係性を整理してください。日頃から、目と手と頭を総動員して精読することを心がけてみましょう。