こんにちは!個別グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。今日は「過去問を解くときの心構え」についてです。

 

10月になるとほとんどの人が過去問を解き始めているでしょう。

そんな人の声に耳を傾けてみると、

「初めて解いたけど、全然点数取れない…」「ケアレスミスした」「時間全然足りない…」「こんな問題解いたことないんだけど」

などなど、納得いかない点数、出来の人が多いように思えます。

初回から高得点を取れた人もいると思いますが、今回はそんな過去問との向き合い方について私の考えを述べていきます。

 

まず、点数が思うようにいかなかった人。大丈夫です。今の時期だと一回、二回分しか取り組めていないと思うので、余地は十分にあります。点数を上げていけるよう原因を追究しましょう。

学校によっては塾のテストと試験時間が異なることもザラですので、その場合は時間配分を見直し、問題の解法の検討(効率的に解く必要があります)を行いましょう。

ケアレスミスについては普段の学習にこそ対策のカギがあります。最近のリンクペディアに詳しく書かれているので見てください。

問題のタイプが普段と異なる、というのは理科にありがちですね。例えば全く馴染みのない技術について考えさせられた、など。これについてはリンクペディア「どこまで対策する?中学受験の理科」を読んでみて下さい。問題文をよく読み、まずは内容を理解することが大切です。その上で、設問と結びつきそうな原理や現象を考えてみましょう。算数の初見問題についてはリンクペディア「難関校で頻出の思考力問題(初見問題)で大切なこと」参照とします。

 

高得点を取れた人、おめでとうございます。少なくとも実力不足ということはなさそうです。ただ、この得点を維持できてこそ本当の実力と言えます。間違えた問題の復習はもちろんですが、上手くいった原因も考えて次回も実行できるようにしましょう。

 

過去問は取り組める回数が決まっています。だからこそ、得点に一喜一憂せず、一回一回を大切に、入念な復習と分析を怠らないようにしましょう。