こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。
テスト時間終了。。。「あーあ。最後まで終わらなかった。。。」
取り掛かることが出来なかった最後の方の問題には、簡単に解けそうな漢字の問題があったのに。。。
こんな悔しい思いをしたことがある人も多いのではないでしょうか。
よく、テストを受けるに当たり、時間内に終わらせるコツはありますか?と聞かれることがあります。
時間が足りなくなる一番の原因はやはり、学習不足の為にひとつひとつの取り掛かりに時間がかかってしまうことが考えられますが、工夫して取り掛かることで少し時間に余裕を持たせることが出来ると良いですね。
先ずは、とりかかる順番について考えてみましょう。
基本的には、大問の🈩から順に解いていくのですが、稀に漢字や知識だけを問う問題が独立して大問として存在していることがあります。
このような場合は、先に手をつけてしまっても良いと思います。
漢字や知識(文法)を問う問題は知っているか知らないか、なので長く留まりどうにかなるものでもないので、解るものだけ片付けて、さっさと次へいきましょう。
そしていよいよ文章題の読解へ。
説明文、物語文とそれぞれ大問が一題ずつある場合、どちらから先にというおススメはありません。人により得意が違うと思いますし、少し読んでみて決める、というのも時間が勿体ないように思います。
それよりも、説明文にしろ物語文にしろ、文章を読みながら出来る作業はどんどん進めてしまうことが大切です。
文章中にいくつか空欄が空いている⇒接続詞を入れる問題・・・前後の文で判断がつく
文章中にいくつか空欄が空いている⇒副詞をいれる問題・・・ ふさわしい様子言葉
空欄を見つけたらその欄が持つ記号を元に、何を問われるのか、ちらりと設問を確認して、上記の設問だったら、文章を読みながらその場で解決していきます。
(内容を把握した上で考えるべき問題の場合は、無理をせずそのまま読み飛ばしていきましょう。)
本文中の漢字の読みや書きも、解りやすく印をつけて、空いているところに書いておけば、後で探さず解答欄に埋めることができるでしょう。(←小さな記号が打たれているので後で探すのは意外と時間がかかります。)
次に、文章の終わったところに記号が何箇所かにある場合は、抜け落ちた文を戻す問題かもしれません。先に、戻す文がどのような内容か、設問を確認しにいっても良いかもしれません。(ポイントは同じ語を持つ場所、接続詞、指示語など)
このように、今までテストで経験してきた問題から、設問の予想がつく問題も多く含まれていますので、作業として解ける問題については初読の時にある程度取り掛かってしまいましょう。(但し繰り返しになりますが解り難い場合は無理をしないこと。)
さて、ここから先はとにかく集中して文章を読むことです。
どれだけ集中して文章を読むことが出来たか、が記憶も含め、後からの設問にピンとくることが出来るかにかかってくるのです。
説明文などは、基本的に筆者の意見や考えを問われるので、どこに何が書かれていたのかをしっかり理解し把握していると、早く解くことができるのです。
時間がかかる、というのはそれを探しに行く時間がかかってしまっていると、言い換えられるのではないでしょうか。
興味のない話に集中するのはとても難しいことですが、逆にこちらからの提案は問われず、すべて答えは文章内に書かれていることなので、文章を楽しめない場合は作業と割り切って集中して臨みましょう。
お話の記憶、という点では物語文も同じです。
こちらでは、セリフや行動から登場人物の気持ちや行動の理由などを読み取っていきますので、ちょっとした記載も読み逃さないよう、集中しましょう。
しっかり読めて内容が把握できていると、あ、あれね!とピンと来ることがあると思うのです。皆さんも経験があると思います。
次に記述にかかる時間ですが、一度書いて、文章が変!と消して直す。。。これはもう、完全に無駄で勿体ない時間の使い方です。
いきなり書き出さず、結論・着地点(聞かれたことに答える)を決めてから、空欄で簡単に文章を組み立てて書き出しましょう。
ここで一番大切なことは、結論が問われたことに答えているか、ですから沢山書いてとんちんかんな終わり方になるよりも、的を射ている内容にすることが最重要です。
解らない問題にいつまでも固執せず、諦めも肝心です。
あやしい選択肢は空欄を作らず一応埋めて、見直しの時間が出来た時に再検討できるよう印をつけて置くことも忘れずに!
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