こんにちは!個別グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。今日は【文章の読み方】についてです。

「自分流」に読んでいるとは、言いかえると「自分勝手」に読んでいるということです。

文章を書いてある通りに読む。まさに「そのまま」の意味ですが、実はこれが難しいのです。一字一句間違えないで音読する、とも違います。

 

グノくんの言葉を聞いて、リンクくんは〇〇〇〇〇。

 

この例文の〇〇〇〇〇に「う」から始まる言葉を入れてみましょう。

ア うなずいた

イ うつむいた

ウ うろたえた

エ うなだれた

 

アからエまで、入れた言葉で文章がまったく異なることがわかりますよね。

 

自分流に読んでしまう原因の一つは、言葉を知らないからです。それなのに、勝手に自分の解釈に変換してしまう。小さな読み違いも重なって行くと…それはもう作者の書いた話ではありません。脳内で創作された別物となってしまいます。

勘違いは、正しく読んでいないことで起きるのです。読解力の前に必要な力、それは言葉の力、語彙(ごい)力です。知らない言葉をそのままにしないこと! 読み飛ばすのではなく、自ら知ろうと調べること。まさに【学問に王道なし】です。