こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。

グノリンクには多くのSAPIX生が通っています。
今後しばらくの間、SAPIX生に向けての様々なアドバイスをしていきます。

今回は国語のアドバイスです。

サピックスの国語の教材はボリュームもあって1人で解き直しをしようと思ってもどこから何をやっていいのか困ることはありませんか。

問題も大半が記述なので解き直しとなると、答えの丸写しみたいになってしまうおそれもあります。
一度模範解答をよく読んでその後答えを書き写すことは、それはそれで意味がありますが、その前にまずは

 

1.問で何を聞かれているのか

2.それは本文の中でどのあたりを読めばわかるのか

3.それをどのような言葉で表すとより伝わりやすい文章となるのか

 

を考えて復習してみることが必要です。

1.問で何を聞かれているか。
最もしっかり注意して読み取ってください。
気持ちを問われている場合でも、誰の気持ちなのか、それはいつの時点での気持ちなのか、誰への気持ちなのか、たったそれだけでも大きく違うはずです。

2.本文のどのあたりを読めばわかるのか。
通読した後、当然下線部が引かれた問題の部分には戻ると思いますが少し長めに読んでみてそのきっかけとなったことを掴み、気持ちを読み取ります。空の色や光の射し方、風の吹く様子など、自然の描写で気持ちが表されることもありますね。

3.どのような言葉で表すか。
嬉しい、楽しい、悲しいなど基本的な言葉でピッタリくるものもありますが、うしろめたい、もどかしい、やりきれない、わりきれない、前向きな気持ち、充実した気持ち、しのばれる、など感情にはもっといろいろな表現の仕方がありますね。〇〇と思う一方〇〇でもあるなどひとつの感情ではしっくりしないものもあるでしょう。

 

このようなことを念頭において解き直しに取り組んでみてください。

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