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学校の先生に「女子は必ずスカートをはけ」と言われたけれど、納得できない!

勉強をがんばるから、新しい自転車を買って欲しい!

君は、先生やお家の方に伝えたいことがあるとき、どんな風に話していますか?
自分では分かりやすく伝えているつもりでも、正確に伝わらなかったり、ちっとも分かってもらえないこともありますよね。
原因は何でしょう?どうしたら、うまく伝わるのでしょうか?
お手本になるのが説明文です。
説明文も、筆者に「伝えたいこと」があって、それを読み手に正確に理解してもらうために(そして、出来れば共感してもらえるように)書かれたものです。筆者が、「伝えたいこと」を「どのように」伝えているか、よく考えてみてください
よく実践されているのが、「理由」や「具体例」を使う方法です。
君も、少しでもよく理解してもらうために、そういう方法を使ったことはないですか?
たとえば、ただ、「女子はスカートをはけなんて決めつけは納得できない!」とさけぶのではなく、

「クラスメートにアンケートをとったら、『スカートが良い』『ズボンが良い』『どちらもはきたい』の三択のうち、半数以上が『ズボンが良い』『どちらもはきたい』と答えたよ。」

「わたしは運動が好きだから、動き回れるズボンがはきたい。」

「寒がりだからズボンが良いと言う女子もいるし、制服が自由に選べたら、性的少数者の人も、自分らしい格好が出来ると思うんじゃないかな。」

こんな風に、進学予定の中学校に訴えた小学6年生の女の子がいました。
その結果、とある区では2019年度から全ての区立中学校で、制服が性別に関係無く自由に選べるようになったのです!
伝えたいことを整理して、分かりやすく表現できると、相手に考えや事実が正確に伝わります
時には、少女が大人の心を動かし、区の決まりを変えることだってあるのですね。
説明文の話に戻りましょう。
文章においては、筆者の考えと理由・具体例は、意味段落や形式段落で区切ってあります。これらが区別されていると、文章は読みやすいですね。
読み取る際も、その点をしっかり意識してみてください。そうすることで、読むことがとても楽になりますよ!
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