こんにちは!個別指導グノリンクの『リンクペディア小学生コラム』を読んでくれてありがとう。

 

今回はサピックスの国語の教材、デイリーサピックスBテキストについてのアドバイスです。

 

以前にもテキストの記述問題の復習についてお話ししましたが、もう少し詳しく復習の仕方について言及します。

5年生になると一気に文章が長くなってくるので、毎回授業で読むのも大変に思う人もいるかもしれません。
さまざまな分野の大量な文章を読んで深く掘り下げていく経験は中学受験をする人ならではと言えると思います。

これは皆さんがこれから先学習を続けていく際に貴重な財産となっていくものです。

Bテキストの復習は記述がほとんどで、復習に時間がかかって大変だという相談がよくあります。
校舎に提出しなくてはいけないので、何がなんでもやらなければいけない、でも時間が・・・というお悩みです。

本来塾が宿題を出す意味は、一度やったことを定着させたい、ある程度厳しく言わないとサボってしまう人に少しプレッシャーをかけて勉強に取り組んでほしいというものです。

追い立てられることによってなんとか頑張り抜き、記述のコツをつかめる人もいれば、宿題をこなすことに終始してやるだけはやったけど力がついたかどうかわからない、それどころかほとんど機械的に答えを写しているだけという人もいるでしょう。

こう考えるとやるだけやるということに、意味はありませんね。

時間をできるだけかけずに記述を復習するならば、授業中に添削された記述を見ながら本文のどこにそれが書いてあるかをしっかり押さえてください

下線部近くに見つけられる時もあれば、本文を最後まで読まないとつかめない時もあります。

そして今度は添削部分を隠して下の段に本文を見ながら自力で書いてみるということをやってみてください

記述で点数が伸びない人は本文の根拠となる部分を押さえられてないことがとても多く、
曖昧な記憶で書いていることが多いからです

 

提出のための宿題ではなく、本当に力をつけるための学習にするために「本文の中の根拠探し」をしていきましょう。

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