皆さん、こんにちは!グノリンク職員室よりお届けします。

今日は、国語の個別指導において、物語文を読む際に大切にしてほしいと感じていることをお話しします。
物語文では、それぞれの場面における「登場人物の気持ちと、その変化」を的確にとらえることが重要です。
そのために、登場人物の気持ちを表現している部分を読み落とさないように気を付けましょう。

4年生前半までは、「嬉しい」「悲しい」といった、「気持ち言葉」に印をつけながら読めると良いでしょう。
学年が上がり、文章の内容が難しくなってくると、登場人物の気持ちも明確な言葉で表現されていないことが増えてきます。
そういったときには、人物の表情・行動・セリフなどから気持ちを客観的に推察しましょう。
ここでは、丁寧な読み取りを心がけてください。

例えば、登場人物が「笑っている」からといって、「うれしい」「ゆかいな」気持ちだとは限りません。
わたしたちは、顔では笑っていても、「気まずい」「悲しい」「怒りを押し殺している」など、外面的な様子とはうらはらな気持ちを抱えていることがありますね。
登場人物の気持ちを推察するときも、その場面や前後の状況をきちんとふまえ、「笑っているからうれしい」「泣いているから悲しい」と、安易に決めつけないようにしましょう。

重松清『きみの友だち』、湯本香樹実『夏の庭』のように、恋・いじめ・死など複雑な気持ちをともなう場面を描いた作品や、情景描写に人物の気持ちをたくした表現が多い作品に触れておくのもおすすめです。
(626字)