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前回は、物語文を好きになるポイントと、「登場人物の心情に共感できない」ことは必ずしも弱点ではない
ということをお話ししました。

物語文を効率よく読み取り、問題が解けるようになれば、「得意だから好きになる」というアプローチも期待できます。

そのために重要になのは、まず、登場人物の心情を「理解」することです。(共感できなくても構いません。)
・人物が心情を吐露したり、心の中でつぶやいているところ
・気持ちが察せられるセリフや行動
といった外面的な様子は、必ずチェックしましょう。

さらに、そうした要素がどんな出来事から起こったか、因果関係を確認することも非常に重要です。
つまり、物語文では、気持ちと出来事との関連を明確にすることがポイントなのです。

出来事というほど大きな事件でなくとも、
・誰に何を言われたか
・何を見て、どのようなことに気づいたか
も含め、「きっかけ(理由)」をきちんと意識しましょう。
(実際の問題では、他者のセリフが「きっかけ」として働いている場合が多いです!)

物語文では、何らかの出来事を通じて、登場人物の心情や考えが変化します。
どのようなことを通じて、どのような心情(考え)からどのような心情(考え)に変化したのか。
設問ではそこが問われるので、しっかりおさえましょう。

特に、以下の部分には線を引くことをおすすめします。
・人物の心情や考えを直接表す言葉(「うれしかった」「~と思った」など)
・心情が読み取れる行動・しぐさ(「目を丸くした」「〇〇を思い切りけとばした」など)
・    〃      情景描写(「いつの間にか雨は止み、空には虹が架かっていた)など)

また、登場人物の言動に対し、常にどのような心情なのか考え、言い換える習慣をつけられるとさらに良いでしょう。
文章の視点となっている人物だけでなく、他の人物の立場でも考える意識を持つことも大切です。

そして、文章を読む際には、可能な限り場面をイメージするようにして下さい。
そうすることで、文章の内容を理解しようと努める意識を強くできますし、場面の突然の変化や情景描写による心情表現にも対応しやすくなります。

イメージするときには、人物・場面・景色を、よく「観察」しましょう。
例えば、人物では、「こんな行動をとるから、こんな人だ。」
景色では、「山が見えているから、街中から遠くまで来たのだ」
など、書いてあることから判断できることもあります。

次回は、物語文が得意になる方法を、さらに詳しくお話しします。
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