こんにちは!個別指導グノリンクの60秒コラムを読んでくれてありがとう。

集中力を高めるおすすめの方法は、ためしてもらえましたか?

「集中力」がアップしてきた!
読み方・解き方も分かってきた!
だけど、思うように点数が伸びない・・・・・・。
そんな君に立ちはだかる次の壁は、「語彙力」かもしれません。

君は、誰かに自分の思い伝えるとき、満足な表現が出来ていますか?
たとえば、大好きな漫画を友達にお薦めしたいとき・・・・・・

「この漫画すっげーやばいんだよ!」

「へえー!どんな内容なの?!」

「主人公がすげー旅に出るんだよ!仲間たちと昔のすげー海賊が残したすげー宝を探すんだけど、雲の海があったり、島が空にあったり、すげー迫力でさ。すげー船で空飛んだり、やばい敵もいて、あと友情もすげーんだよ!みんな色んな過去があって、それがすげー泣けてさ。しかも隠された歴史とか、差別とか、政治とかも関係してて、もうなんかすげーやべえんだあれは!」

「・・・・・・へえ~!」

もしもこんな伝え方だったら、おすすめの漫画の面白さはちっとも伝わらないよね。
むしろ「『すっげーやばい』のは君の語彙力だよ!」と思われてしまうかも!

自分の思いや考え・事実をよりくわしく・正確に伝えるために欠かせないもの。
それが、語彙力(=言葉・単語をどれだけ知っているか)です。

「すごい」「やばい」ばかり使っていると語彙力が衰える、というのは聞いたことがあると思います。
たとえば「やばい」という言葉。
本来は、形容動詞「やば」の形容詞化したもので、危険や不都合な状況が予測されるさま(「あぶない」に近い意味)を表していました。
「―・い商売」「そろそろ出発しないと―・いぞ」というような使い方です。

現在、特に君たちのような若者の間では、「最高」「すごく良い」の意にも使われる便利な言葉ですよね。

「昨日のテストやばかったよね!」(とびきり難しかったよね!)
「今日の映画やばかったよね~」(涙が出るほど感動したよね~)
「あの先生やばくない?」(ひげぼうぼうで、新渡戸稲造そっくりじゃない?)
「山口さんってやばくない?」(いつも自習をがんばっていて、見習いたいよね?)
「このパフェやば!」(イチゴが丸ごと入っていて、ものすごく美味しそう!)
「このアイスやば!」(コーンポタージュ味だって。ものすごくまずそう!)

このように、「やばい」はたくさんの意味を含んでいます。
はっきり自分の思いや考えを表すことを避け、雰囲気だけ伝えることが出来るので、仲間との気軽な会話にはもってこいかもしれません。
ですが、日頃このような言葉だけで会話を済ませていると、いざしっかり伝えたいことがあるときにも、思うように言葉が見つからなくなってしまうのです。

語彙力を磨くことには、こんなメリットもあります。

・気持ちが分かるようになる(小説やテストの登場人物はもちろん、家族や友達についても)
・読解力アップ
・記述力アップ
・コミュニケーションが楽しくなる

もしも君が日頃「やばい」や「すごい」ばかりを連発してしまっているなら、
「どんな風に」やばい(すごい)のか、なるべく別の言葉に言い換えて伝えてみよう。
例え話をして、分かりやすく相手に伝えるのも良いと思います。

次回は、語彙力を鍛えるおすすめの方法(学年別)をお話しします。
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