こんにちは。リンクぺディアの3分コラムを読んでくださってありがとうございます。

今回から、学校で受験することの多いGTEC Advancedを取り上げたいと思います。

GTECとは、授業で学んだ英語を実際に使う感覚を体験できるようになっている試験です。
「相手に伝わっているか」を重視した採点がされ、「使える」英語力を測定することができます。
また、GTECにはCore, Basic, Advancedの3つのレベルがあり、難易度別に分かれています。

今回の記事は、GTEC Advancedのリーディング編です。

TEAPのときと同じように、英検と比較してみましょう。

1. Partごとの制限時間が決まっている。

Part A 語彙・語法 14問 7分
Part B 英文や図表の中から必要な考えや情報を探す 14問 14分
Part C 長文の内容一致問題 15問 24分

出題形式や内容という点では、英検やTEAPとほとんど変わりません。Part Cで物語文が扱われるかもしれない、ということくらいでしょう。

ただ、上記の通り、GTECではPartごとの制限時間が決まっています。
これは、英検にもTEAPにもない特徴です。
Part B・Cでは英文の量がある程度多いため、時間をかけすぎずに解いていく必要があります。そのために以下のポイント2に注意してみましょう。

2. Part B後半(広告やウェブサイトに関する問題)とPart Cでは、設問から目を通す。

これは英検やTEAPと同じですね。
設問に先に目を通しておけば、どのような情報に注目して読むべきかが分かります。
これを念頭に置いて本文を読みましょう。
ただし、ある程度の英文の量があるので、普段から速く英文を読む練習をしておかなければならないことはもちろんです。

また、GTECでは、タイトルは書かれていません。

GTECも時間的に厳しい試験と言えます。ですが、Partごとに次に進まなければならないため、最後まで十分に解けなかったということにはなりません。

最後までしっかりと解き切るためにも、漫然と読むのではなく、ポイントを探しながら読む、ということを意識しましょう。
次回はGTEC Advancedのリスニングを取り上げます。