こんにちは。個別指導グノリンクの「リンクペディア 3分コラム」を読んでくれてありがとうございます。
問題 (東京大学2020年理系第一問)
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ワンポイント解説
問題は
仮に
「自力で解答を書けるかどうか」は「人に説明できるかどうか」である. 文章がまとまっているかや, 上手い数学的表現を使うなどは二の次であり, まずはしっかりと人に順を追って説明できる十分な理解をすることがすべてである(私の個別指導の経験上「解答の書き方」が分からないという生徒は, そもそも「その問題を人に説明できるほど理解していない」ことがほとんどである).
あとは下手でも構わないので, 人に説明することと同じ手順でそれを「ただ書いていけばよい」. 数学は「〇〇だから〇〇」の1つ1つが論理的でさえあれば問題はない(文章として分かりやすいかではなく, 内容として論理的かどうかである). あとはその「内容として論理的かどうか」のジャッジは学校の先生であったり, 塾の先生であったり, それぞれの人に合わせたプロに見てもらえばよい. 解答が書けないという人はこれを意識して, 練習してみよう.
それらが出来た上で1つ今回のような問題に対して, 解答を書きやすくする「上手い数学的表現」を記載するならば「十分大きな(もしくは十分小さな)
よって「上手い数学的表現」はあくまで解答を簡潔にするだけのものであり(問題集ではこれが多用されるが), 「解答を自力で書くための本質」はあくまで「人に説明できるかどうか」であることを意識してみよう.