こんにちは。個別指導グノリンクの「リンクペディア 3分コラム」を読んでくれてありがとうございます。
本日のテーマは部活と勉強の両立です。
部活と勉強の両立を阻む要因は何でしょうか。
インターネットの検索共起語をみたところ、どうやら①部活で時間がなくなる②部活で疲労して勉強ができない、の2つが要因としては大きいようです。一つ一つの対処法を考えてみましょう。
①部活で勉強している時間がない場合
・そもそも
なぜ部活と勉強の対立で考えるのでしょうか。問題はもっと広いはずです。というのも、重要なことはあなたの時間を費やしているものであって、それは勉強と部活の二つだけではないからです。
要するに、勉強vs部活ではなく、勉強vs部活vs通学vs食事vs睡眠vsお風呂vs学校の休み時間vs習い事vsユーチューブetc. という枠組みで考えるべきでしょう。部活と勉強という対立で考えるから、勉強時間を増やせないという悩みが生まれるのです。
この枠組みで考えれば、部活以外の時間をどう管理するか考えることで、部活に参加しつつ勉強時間を増やすことができます。
言い方を変えれば、よほどのことがない限り、時間はあります。時間を作るためには、まず自分が普段どのように時間を使っているのかについて細かく記録を作るのがよいでしょう。そうすることで、勉強以外のことに使っている時間を削ることができます。
・勉強方法の工夫はできてる?
他方で、勉強時間が限られているのなら、その限られた時間内であげられる成果を増やすべきです。
勉強の効率をあげるための工夫は無数にありえるのですが、その中でも中学生高校生にとって重要であるのは学校での授業の受け方でしょう。例えば、以下のような工夫ができます。
1. 先生が雑談をしている間に覚えるべきことを覚える。
2. ただ漫然と板書を写すのではなく、「なぜそうなのか」「だから何なのか」を考えながら写す。
  こうすることで、理解の深さが増し、頭に残りやすくなる。
3. 授業前の数分で前回の復習を行い、授業後の数分でその回の復習をする。
以上は、実際に効率よく勉強ができている生徒から聞いた工夫です。彼らはみな、そのやり方を誰かに教わったわけではなく、自ら考え出したそうです。
みなさんもどうしたらもっと効率よく勉強ができるか考えて試行錯誤してみましょう。