こんにちは!個別指導グノリンクの『リンクペディア小学生コラム』を読んでくれてありがとう。
さて、6年生の皆さんは毎週受験する予定の学校の過去問を解いていると思います。
志望順の高い学校を中心に過去問を進めてくれていると思いますが、平日は学校に加えて塾の通常授業、土日には特訓が行われていることを考えると、過去問は1回分を1〜2教科ずつ分けて行っているという人が多いのではないでしょうか。
過去問演習は自分の伸びしろや志望校の問題形式を確認し、本番で似たような問題が出た時に解けるようにするためのものです。
振り返り、解き直しまでしっかりと取り組み続けましょう
ですが、この形式で取り組んだ場合、過去問を1年分解き終わる前に一部自己採点や復習をする人も多いと思います。
そうした時には、残りの教科で何点取る必要があるのか具体的に分かってしまった状態で解くことになってしまいます。
入試本番では、終了した教科は手ごたえがどれくらいだったかは分かりますが、実際に残りの教科で何点取ればいいかは分かりません。
終わった教科のことが気になりつつも、気持ちを切り替えて次の教科に全力で取り組む必要があるのです。
これらを考えたうえで、皆さんに取り組んで欲しいこととして、「入試本番の時間通りに問題を解いてみる」ということがあります。
学校にもよりますが、入試本番では教科と教科の間が模試よりも長く設定されているところが多く存在します
お手洗い、水分や糖分などの補給、次の教科に向けての最終確認に精神集中・・・試験の間にやることは沢山あります。
入試当日を意識して行動してみましょう。第一志望が昼食休憩を挟む学校の場合、その時間内で食事を取ることも含めて練習してみましょう。
これまではどうしてもそういった時間は取りにくかったと思いますが、通常授業と冬期講習の間、又は冬期講習期間内にお休みの日がある場合、一度この方法で過去問を解いてみることをお薦めします。
練習は本番のように。午前中から時間を取れるタイミングで、入試のシュミレーションをしてみましょう。

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