こんにちは。個別指導グノリンクの「リンクペディア 3分コラム」を読んでくれてありがとうございます。
グノリンクには東京大学を目指す生徒が多く通っています。
東大に合格する生徒はどのような勉強をしていたのでしょうか。今回は、高1・高2の間にどのような勉強をすべきかについてまとめていきたいと思います。
①基礎の徹底
いわずもがなのことですが、基礎の徹底は重要です。一口に基礎を言っても実はいくつかの種類の基礎があることがわかってきました。
基礎その1:各科目の基本
一種類目の基礎は、各科目に即して考えた場合の基礎です。例えば、
・英語であれば、英単語の暗記・英文法の習得
・国語であれば、古典の単語暗記や文法の習得
・数学であれば、公式の確認、教科書の章末問題
があげられます。高2時に共通テストの同日模試で8割を取れることを目標に頑張ってみましょう。
基礎その2:学力の基本
二つ目の基礎は科目横断的な基礎です。いわば学力の基礎とでも言えるでしょうか。具体的には次のようなことができるとよいです。
論理的思考能力の養成 … どういうことを理由にしてどのような結論を出すことができるのかがわかる能力です。特に、数学でこの力は重要です。例えば、場合分けが必要な問題は論理的な思考がわかりやすく試されます。しかし、この力は数学以外にも、国語や英語でも当然重要な役割を果たします。筆者は英語講師ですが、この力がない生徒は、たとえある長文問題の本文を全訳できたとしても、「ではこの筆者はこの英文で何を言いたかったのか」という問いに答えることができません。
読んで、まとめて、考える … 要するに、読書をしましょう。しかし、ただ読書をするだけでなく、自分が読んた内容を自分の言葉でまとめて、そしてそれを読んで自分が考えたことも言語化してみましょう。この習慣は科目の点数に直接は結びつかないかもしれません。しかし、この習慣を養っておくと、習ったことを自分で実際に使うことができる知識へと変換するのが上手になります。受験生になってからではこの習慣のために時間を使う余裕はありません。しかし、多くの受験生をみているとこの能力をすでに高められている人は成長が圧倒的に早いです。
続きは次の記事でご紹介します。お楽しみに。