こんにちは!個別指導グノリンクの『リンクペディア小学生コラム』を読んでくれてありがとう。
最近、グノリンクでの算数の授業中に気になっていることがあります。
サピックスやグノーブルに通っている子のテキストに、書き込みがとても少ないことがあるのです。
「あれ?これは授業中に習ってきた問題だよね?先生の解説は写してこなかったの?」
と聞くと、
「先生の解説は、ノートに書いてきた!」
と返ってきました。
さて皆さん、授業用のノートはきちんと活用ができていますか?
四谷大塚・早稲田アカデミーの予習シリーズや、日能研の栄冠への道など、一冊にいくつもの単元が載っているテキストは基本的に自分で式や図を書き込むスペースが少なく、問題が複雑になった際にはノートに式や図を書きながら自分でまとめていく必要があります。
テキスト本文の方にも問題を解く際にポイントとなる部分があらかじめ書いてあるので、先生の指示に従って必要な時にノートを活用することになるはずです。
逆に、サピックスやグノーブルの1単元1テキストといった形のものでは、授業中に問題を解く際に書き込める余白が多くあります。
デイリーサポートのアプローチは両面印刷になっていないため、おうちでの復習用にあえてノートを使って解く子もいるとは思いますが、基本的にはそのまま書き込んでいる子が多いでしょう。
自分の書き込みで真っ黒だから、先生の解説を書く場所がない・・・というのはとてもよくわかるのですが、とくに5年生のみなさんには、なるべく解法をあちらこちらに書くよりは、テキストにそのまま先生の解説を書き込むことをおすすめします。
なぜかというと、ノートに解説を書いてもただ先生のかいた図や式をそのまま書いてきただけで、どの問題のどこの解説か、その式や図が何を意味するか、までわかっていない子が多いからです。
ただでさえ進みの速い授業なので、
①テキストの問題 ②先生の板書 ③手元のノート ④先生の話
この四つすべてに神経を向けるのは相当大変ですよね。問題が複雑になれば問題文を何度も読み返す必要も出てきます。
①テキストの問題 ②先生の板書 ③手元のノート ④先生の話
この四つすべてに神経を向けるのは相当大変ですよね。問題が複雑になれば問題文を何度も読み返す必要も出てきます。
1つのテキストを見ることで、問題文とその解説、どこに注目すべきなのか・自分がどうやって解いたのか・どうして間違えたのかなどがわかるようになっていると、家庭学習用のテキストでのおさらいもしやすくなってくるはずですよ。
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