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皆さんは、調理実習でカレーやオムライスを作ったことがありますよね?
その時、調味料をあらかじめ計量しておいたり、使うと分かっている調理道具を手の届くところに出しておいたりしませんでしたか?
いざ作る時にも、いきなり水にルーと野菜と肉をボンボン投げ込んだりはせず、野菜を均等な大きさに刻み、肉に火を通して・・・・・・と、様々な下準備があったと思います。
一つ一つ丁寧に進めていくのは一見面倒ですが、そうやって仕上げたカレーやオムライスは、とびきり美味しかったのではないでしょうか?
皆で食べるからいっそう美味しいということももちろんあるけれど、しっかり下準備することで、料理は手順がスムーズになり、ミスも減り、味もグッと良くなりますよね。
国語の記述も、実は似たところがあります。
いきなりぶっつけで書き始めるのではなく、しっかり下準備し、手順を踏んで作成してみましょう。「こんなに上手に書けちゃうの?!」と自分でも驚くくらい、上出来な答案が仕上がりますよ!
それでは、おすすめのやり方をお伝えしていきますね。
まず、料理でいう下準備・仕込みは、記述に置き換えると、答えとして期待されている要素を抜き出しておくことにあたります。
そして、答えを作成するときに最も大切なのは、
答えのポイント(文末を含む部分)を、とにかくコンパクトにまとめることです
例えば、「なぜチアは満面の笑みだったのか」と問われたら、「嬉しいから。」と、まず答えを一言で思いうかべる習慣をつけましょう。
その上で、解答を補足する要素を箇条書きにします。
例えば、「ピアノが上手に弾けた」「先生に『がんばったね』とほめてもらえた」「辛い練習を乗り越え、最後までやり切れた」などです。
要素が出そろったら、いよいよ構成を考えます。
200字など、字数の多い記述であればあるほど、この工程をしっかりやりましょう。
次回は、実際に答案を構成していく具体的な手順、個別指導でよく見かける、記述でやってしまいがちなミスについて、お話ししていきます。


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