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突然だけれど、国語のテストで、君が一番困っていることは何ですか?
この質問に一番多い答えが、「時間が足りない!」というもの。
中学受験(塾の模擬試験でも)で最もよく見る問題構成は、
大問1・・・漢字
大問2・・・知識・語句
大問3・・・文学的文章
大問4・・・説明的文章
ですね。
時間が足りなくなる生徒さんの中には、大問4はいつもほぼ真っ白、という人もいます。
答えあわせをして、「こんな問題なら解けたのに!」「時間さえあれば・・・・・・」と悔やむ声もよく耳にします。
では、なぜこうなってしまうのでしょうか?
原因は生徒さんひとりひとり様々ですが、その一つに、文章の理解が非常に遅く、読むことに時間がかかりすぎているケースがあります
テストには、当然時間制限がありますね。内容を素早く理解し、時間内に設問をすべて解き終えるには、文章をある程度早く読み切る力が欠かせません。
このケースに思い当たる人は、まず、読むのが遅い理由を把握することが大切です
以下に、思い当たるものはありませんか?

☆パターン①
意味の分からない言葉や文脈で考え込んでしまって、なかなか先に進めない。

☆パターン②
時間への意識が低い。制限時間をオーバーしてしまっても仕方がないと思っている。

☆パターン③
文章を読むことに集中出来ない。

・・・・・・君はどのパターンでしょうか?
【改善策】~では、どうすれば良いの?~
★パターン①の場合
文章を読むのが遅い生徒さんの中には、本文を読む際に、すべてを理解して読み進めなくては気が済まない、という人がいます。
しかし、

・本文は、通読することで、最終的に内容を理解できれば良い!

・読んでいる最中に分からないところや納得できないところが出てきても、そこで止まってしまってはいけない!

のです。
すぐには理解できないところがあっても、まずは本文を最後まで読み通す、という決意を持って臨みましょう。最後まで読めば、当初わからなかった部分がよくわかることも多いのです。(最後まで面白く読み進めてもらうために種明かしをしない、書き手の工夫でもあります。)
また、意味のわからない語句で考え込んでしまっている可能性もあります。知らない語句でも、前後の文脈や使われている漢字から意味合いを「推測」するトレーニングを、少しずつ積んでいきましょう。これも、非常に重要なポイントです。
次回は、パターン②の改善策をお話ししますね。
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