こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。
普段みなさんが食べているダイコン。
さてダイコンのどこの部分を食べているのでしょう。
先に答えを言ってしまえば、葉、茎、根のすべてを
食べているのです。
ダイコンをよく見てみると、葉のすぐ下の部分は
つるつるですね。ここが茎になります。
そして、その下のひょろっと毛のようなものが生え
ているところが根になります。
白く太い部分が主根、ひょろっとした毛のようなと
ころが側根と呼ばれているところです。双子葉植
物の根ですね。
しかし、スーパーで売っているダイコンにはこの側根と呼ばれる部分はほとんどなくなっています。ダイコンの根の部分は土にうまっていますから、機械で大根を洗うときに側根も土と一緒に抜け落ちしまいます。ですがよーっく見ると側根のあとらしきデコボコしたものは見えますよ。
さて、茎は根から吸い上げた水の通り道であり、葉で作られた養分を根に送る通り道になります。なので、ダイコンの茎の部分はみずみずしくて甘い味になります。それに対して根の部分は葉で作った養分をたくわえているところで虫に食べられないように根の先に行けば行くほど辛くなっています。辛み成分で言えば根は茎の10倍も辛み成分が多いのです。
要するに葉は味噌汁に、茎はサラダに、根の上の部分はおでんや煮物に、根の下の部分は味噌汁や漬物にするなどの使い分けをするとダイコンをおいしく召し上がれますよ。