こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。
いよいよ塾では新学年スタートとなりました。
新しい年が明けて、今年の目標は・・・と考えている間にあっという間に2月になってしまい焦りますね。
でも大丈夫。君たちの新年スタートは2月、そして学校で実際に新学年に進むのは4月です。
そこで最終的に新しい学年に進むまでに、やっておくことを整理しましょう。
新しい学びの前に必ずやっておくべきは、いま現在の苦手克服です。
各教科、単元がありますので、自分の苦手な単元を過去のテストなどで見つけ、しっかりと復習をしておきましょう。
グラグラの基礎や知識の上には、何も高く積み上げることが出来ませんし、応用に利用していくことも出来ません。
では特に単元を持たない国語はどうしたらよいでしょう?
物語文、説明文、詩。どの問題もお話は違うし、克服ってどうするのかな…。
確かに国語の場合は、確実に克服、という実感は難しく感じます。
しかし、国語には「漢字」「文法」「敬語」「ことわざ・慣用句」などの知識問題もあり、これらは学習した時点で確実にしておかないと後々膨大な量になり、苦しむことになるのです。
逆にこれらがしっかりと身に付いていると、確実な得点源となり、テストでも読解に集中する時間をたっぷりと取ることができます。
またこれら多くの知識は、入試では文章題中に問われます。
知識問題として独立していなくても、結局は文章題の中の得点に影響するのです。
漢字の知識が不充分であることは、6年生になった時に突然に自覚します。
その時点で焦っても、膨大な量の漢字学習は時間を要して大変ですし、先に進めるべき学習の足まで引っ張ってしまいます。
またテスト内で漢字や読みを書く欄が空欄、或いは間違いだらけですと、答案の印象が良くありません。
せっかくの記述も稚拙な感じになり、部分点としての評価も期待できなくなってしまうかもしれません。
慣用句やことわざについても 量が膨大なので意味と共にしっかりと記憶するには少しずつ、繰り返し、が大切です。
言葉の意味と同様、付焼刃(一時の間に合わせに覚えた知識)ではどうにもならないものなので、学習した学年の間にしっかりと整理し定着させておきたいものです。
こうして考えていくと、漢字、国語の知識は読解に深く関わるものとして、重要な役割を果たすことが分かりますね。
今日から直ぐに始めて、春のスタート地点に間に合うように計画を立てて取り組みましょう!!
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