こんにちは!個別指導グノリンクのリンクペディアを読んでくれてありがとう。
親に言われてこれを読んでいるけれど、なんだか集中できないなぁ・・・・・・。
今日の晩ご飯は何だろう、ぼくの気分はハンバーグなんだけど、この匂いはロールキャベツかな?
同じひき肉ならハンバーグにしてっていつも言ってるのに・・・・・・!
・・・・・・なんて考えている君。
全然集中できていませんなぁ!
そんな君は、まさしく文章を読むのが遅い原因パターン③「文章を読むことに集中出来ない」タイプに分類されるでしょう。
今回は、そんな場合の改善策をお伝えするので、もう少しがんばって読んでくださいね。
まず、パターン③を、より細かく分けてみましょう。

⑴ 文章がつまらない・テーマに興味が湧かないなどの理由で、読むのを投げ出したくなる。

⑵ 文章が難解に感じられ、読むのを投げ出したくなる。

⑶ 他に気になること(心身の不調・遊びやテレビ・おもちゃなど)があり、読むのを投げ出したくなる。

いずれも、最終的に読むのを投げ出したくなってしまうことで集中がとぎれてしまうのですが、一言で言うと、⑴は好奇心、⑵は読解力、⑶は環境が原因です。
初めに⑴⑵についてです。
このコラムでも何度かお伝えしているように、中学受験では、時間内に長文(・問題)を読み切り、解ききる力が欠かせません。国語に限らず、どの科目においても、そのための「集中力」が、一つの勝負どころなのです。
文章を読むのはその先の設問を解く準備であって、楽しみ・味わい、鑑賞するためではないことを、改めて意識しましょう。「好き嫌い」の感情は持ち込まないことです。
自分にとって遠い・関心の無いテーマだろうが、取っつきにくい文章だろうが、常に「解くための準備をしている」意識に集中し、冷静に文章に向き合いましょう。
続いて⑶の環境についてです。
まず、君が文章を読んでいる部屋の様子はどうでしょう。無駄なものがなく、片付いていますか?
目につくところにお菓子があったら食べたくなってしまうのと同じで、テレビゲーム、漫画など、誘惑の渦巻く中で集中するのは大人でも難しいことです。スッキリ片付けるか、取り組む場所を変えましょう。
また、集中して文章を読むには体力も必要です。睡眠不足・体調不良などがある場合、生活から見直すことも効果的ですよ。
最後に、集中力アップに即効性があるのが、姿勢を正すことです。ほおづえをついたり、背中を丸めていたり、椅子の上に立て膝をしていませんか?
成績の良い生徒さんに、姿勢が悪い人はあまりいません。目線が近すぎたり遠すぎたりすると、必要な情報もうまく頭に入りません。ポイントや条件を見落としがちになり、つまらないミスや読み間違い、誤字・脱字も増えてしまいます。
いつも姿勢を注意される人は、試しにしっかり背筋を伸ばし、テキストに左手を添え(右利きの場合)、しっかり印を付けながら読んでみましょう。いつもと違う結果が表われるはずですよ!
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