こんにちは!個別指導グノリンクの『リンクペディア小学生コラム』を読んでくれてありがとう。

国語の過去問の記述を添削しているとみんながよくやってしまいがちな残念ポイントがあります。

一緒に確認してみましょう。

塾のテキストでは記述の答えに字数制限がないものが多かったので、とりあえずたくさん書いておこう!とあまり推敲せずに解答してもそこそこ部分点がもらえていたかもしれません。

しかし字数制限がある場合は無駄に字数を埋めるのではなく、いかにたくさんの情報を効率よく伝えられるかということも大事です。
ですから『「振り返ることができなかった。」という場面での、○○の気持ちを答えなさい。』というような問題のときに「○○は……して、○○は……だったから、○○は……と感じた。」なんて書いていたら文章としてもまどろっこしいですし、徒に枠だけ埋められ内容は伝え足りないものになってしまいます。

また解答をブツブツととても短いセンテンスで書くことはお勧めしませんが、あまりに長くなりすぎると主語と述語がねじれたり、受け身になったり、話し言葉を使ったり、たいていヘンテコな文章になりがちです。

自分の書いた解答は必ず一度読み直して見てください。同じことを繰り返し書いてしまいわかりにくい文章になっていることがよくありますよ。

志望校の記述には字数制限ないから関係ない、と思っている人もそうとも言えないですよ。
一昨年まで字数制限のない解答欄だった開成中学が昨年は字数制限を設けていました。

いつ出題の形が変わるかわからないので臨機応変に対応できるようにして慌てることのないようにしておきましょう。

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