こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。

 

日本には四季があり、季節ごとの食材がとても豊富です。

 

今は秋。

「秋の味覚」と言われる美味しい食材にあふれ、まさに「食欲の秋」ですね。

旬の食材を用いた様々なお料理が楽しめるシーズンです。

 

「旬」とは出盛って、味が最も良い時期のことです。

 

さて秋に旬をむかえる食材として、皆さんは何を思い浮かべますか?

 

よくイラストなどでも見かける、栗、サツマイモ、南瓜(かぼちゃ)、キノコ類、柿、ぶどう、などのお野菜や果物は有名ですね。

 

お芋堀り、ぶどう狩りやキノコ狩りなども秋晴れの気持ちの良い季節に、人気の高いレジャーです。

南瓜(かぼちゃ)はハロウィーンで主役ですね。

 

ジャガイモは通年でお料理にも使われるため、旬がわかりにくいですが、ジャガイモの旬も実はさつまいもと同じ秋なのです。

 

また、お魚にも旬があり、この時期は、秋刀魚(さんま)、牡蠣(かき)、鰹(かつお)、鮭(さけ)などが美味しい季節です。鯵(あじ)や鮪(まぐろ)なども秋のお魚です。

この中で、鰹(かつお)と鮭(さけ)は2度旬を迎えることで有名です。

「戻りカツオ」や「秋鮭」という言葉を耳にしたことがないでしょうか?

かつおは春と秋、鮭は初夏から夏と秋に旬を迎えます。

今美味しくいただけるのは、2度目の旬を迎えた鰹(かつお)と鮭(さけ)なのです。

 

さて、それではお肉に旬はあるのでしょうか?

お肉類は一年中口にしているので、あまり旬という概念がありません。

牛や豚に関しては、殆ど旬はないのです。ただ寒さの厳しい時期のお肉が美味しい時期だとされているようです。いずれも飼育環境によるものだそうです。

 

お肉類でよく旬をとりあげられるものには鴨(かも)があります。

旬の時期は晩秋から真冬にかけてで、お蕎麦屋さんなどで鴨南蛮など鴨肉をつかったお蕎麦が、おすすめメニューとして挙げられていたりするのを目にしたことがあるのではないでしょうか。せっかくだから、といただく機会が多くなる食材です。

 

これから冬にかけて、まだまだ美味しい旬を迎えた食材がでてきます。

いろいろな季節の旬を知って、最も美味しい時期を逃さずに楽しみましょう。