こんにちは。リンクぺディアの3分コラムを読んでくださってありがとうございます。
今回は、GTEC Advanced のリスニング編です。
GTEC Advanced のリスニングの特徴は次の通りです。
事前に予測するための情報がない問題がある。
GTEC Advanced のリスニング問題 Part B では、質問文と答えとなる選択肢の両方が問題用紙に記載されていません。英検では選択肢は問題冊子に記載されています。
油断して聞き逃してしまい、解答できないということがないようにしましょう。
そのためには、以下のポイントに気をつけてみてください。
①質問文が「Yes / No 疑問文」と「疑問詞で始まる疑問文」のどちらなのかをしっかり聞き取る。
バランスとしては「疑問詞で始まる疑問文」の方が多い印象です。
質問文を聞いて返答を予測したり、「自分ならばどう答えるか」を考えたりすることも役に立ちます。
②選択肢は細かい情報まで聞き取るようにする。
Yes/No 疑問文の場合は原則として、全ての選択肢が Yes だけ、もしくは No だけになります。そうなると、選択肢の細かい内容まで理解する必要が出てきます。
また、複数の選択肢に同じ単語が使われることもあり、単語だけでの判断は難しいです。
音声は1度しか流れない。
実は、英検と TEAP も音声は1度しか流れません。
2回音声が流れていたセンター試験も共通テストに変わり、1回読みと2回読みが混在するようになりました。
音声が1度しか流れないのは、最近は主流になってきています。
GTEC は「使える」英語力を測定する試験ですから、1回読みはある意味当然と言えます。日常会話では、聞き返すことはもちろんありますが、2回聞けることを前提とすることはないからです。
どの試験でも言えることですが、リスニングでは予測が大切です。
写真や絵、グラフ、質問文・選択肢は音声が流れるよりも先に目を通し、どのような音声が流れてくるかを予測しましょう。
次回は GTEC Advanced のライティングを取り上げます。