こんにちは。個別指導グノリンクの「リンクペディア 3分コラム」を読んでくれてありがとうございます。
グノリンクには東京大学を目指す生徒が多く通塾しています。
東京大学合格に向けて、東大に合格する人に見られる特徴をシリーズとして紹介していきたいと思います。
今回は、勉強に対する姿勢のご紹介です。
東京大学に合格するために誰もが計画を立てます
夏までに英単語を覚えて、文法問題朱を3周して…など。
その計画の中にはもちろん、成績の向上も含まれます。
この参考書を仕上げれば模試の偏差値があがるはずだ、そう信じて勉強計画を立て、それを実行する。
しかし、現実は甘くありません。
他の受験生だって勉強しています。
模試でたまたま自分が苦手な問題が出るかもしれません。
模試当日の体調がよくないことだってあるでしょう。
よくわからない理由から試験中に頭が真っ白になることもあるかもしれません。
そのような様々な理由から、計画通りに勉強をこなしているのにもかかわらず、結果が伴わないことは誰にでもありえます。加えて、成績が上がったとしても、その後で下がることだってありえるわけです。
計画通りに右肩上がりせ成績が上がり続ける人は稀です。
このように、勉強計画を立てることのデメリットとして、計画通りに行かない成績を見て勉強のモチベーションが下がってしまうということがあります。
東大に合格する生徒たちを見ていると、彼らもやはり模試の成績に気持ちを左右されることはあります。
しかし、彼らは「モチベーションが上がらないから勉強ができなかった」とは言いません。
モチベーションが上がらないとしても勉強を計画通りに進める。これができる生徒は、たとえ短い視点で見たときには計画通りに成績が上がっていなくとも、長い目でみると入試当日までに成績が上がってくる傾向があります。
東京大学に合格する人によく見られる特徴として、たとえモチベーションが低くても勉強を続けるという姿勢がある、と言えるでしょう。
言い換えれば、モチベーションを高く保つためにはどうすればよいのか、ではなくて、モチベーションが低いとしてもどう勉強を行うのか。このことを彼らは問題意識として持っています。