こんにちは。個別指導グノリンクの「リンクペディア 3分コラム」を読んでくれてありがとうございます。
東京大学合格に向けて、東大に合格する人に見られる特徴をシリーズとして紹介していきたいと思います。
今回は、受験に対する向き合い方に関する記事です。
どうやら東大受験に成功する人には、
「自分はなぜ東大を受験するのか」という問いに多かれ少なかれきちんと向き合い、自分なりの答えを見出しているようです。
勉強が辛いことは言うまでもないことですが、東大合格者はどのようにして辛い勉強を克服しているのでしょうか。
彼らに「受験生時代を振り返って、東大合格者にはどのような共通点があったと思いますか」というアンケートをとったところ、次のような回答がみられました。
「模試の成績が悪ければ思いっきり機嫌が悪くなったり悔しがったりする一方で、成績がよければきちんと喜ぶことができる人が多かったように思う」
この特徴はなぜ出てきたのでしょうか。
彼らは自分の受験に自分の観点から意味を与え、受験勉強をすることに納得していたからだと考えることができるでしょう。
勉強がなかなかできない人たちの特徴として、まだなぜ自分が東大を受けるのかについて考え抜くことができていないという特徴が観察されます。
受験に意味がなければ、模試にも意味はなくなり、模試の結果で感情が揺れ動くこともないと思われます。
逆に、東大に受かった生徒を思い返すと、彼らは何かしらの方法で東大受験を意味づけていたように思います。
「科学のある分野に興味があって、自分が尊敬している学者が東大の人であるから」という学問的な理由もあれば、「自分のやりたいことがわからないので、進学振り分けがある東大を目指す」という制度を理由にしたもの、「東大というハイレベルな環境であれば自分を成長させることができそう」「東大に行けば将来安泰だと思った」といった理由もあります。
とにかく、自分なりの方法で「なぜ東大を受験するのか」に答えを与えていることが共通しています。
こうすることで、勉強することに意義を見出すことができて、勉強の辛さを乗り越えることができるのでしょう。