こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。
ハロウィーンが終わり、クリスマスケーキやおせちの宣伝をちらほら見かける時期になってきました。
中学受験に関係する塾では2月から新年度になるところが多いため、そろそろ新学年を意識した勉強を行っていくことになります。
まだ低学年でも、「来年からは塾に行きたいな」と思っている子もいるかも知れませんね。今回はそんな子に向けて、3~4年生の入塾準備についてのお話です。
◎中学受験塾ってむずかしいことを習うのかな?
これははっきり言って、むずかしいです。学校で習っている勉強と、全く段階が違います。
ですが、集団塾に通う子に「塾はどう?」と聞くと、「楽しい!」と返事をくれることが多いです。
むずかしいことを習うことは辛いことではありません。むしろむずかしいことを先生や仲間といっしょに考えられることを楽しみにしておいてください。
◎塾に入る前にどんなことができたらいいかな?
入塾のテストがある塾も多いですが、どのような塾でもまず計算力はしっかりつけておいた方がいいことは確かです。
3年生ですと位の大きいかけ算や、九九の逆をやるようなわり算をまだ学校で習う前から塾で使う場合もあります。
もちろん塾に入ってから習うこともあるので、すべてができる必要はありませんが、授業にしっかりついていくためにも計算トレーニングは早いうちからお家で取り組んでおきましょう。
◎入室テストに受かるには「〇〇算」ができなくてはいけないの?
これは塾や学年、入室テストを受けるタイミングによって変わってくるので一概には言えないことですが、まず入塾予定の塾のカリキュラムをきちんと知っておき、そのうえで入塾テストを一度受けてみてその塾の先生に講評をもらうことが近道です。
入塾テストを行う理由のひとつが「その塾の授業についていくため」なので、テストを受けて今自分が塾に通うのに足りていない部分を確かめた上でそこを補っていくかたちが理想です。
塾で教えている先生たちからしても、生徒たちの入塾タイミングがバラバラなことはあたり前のこととしてわかっていますので、他の子達が習っているすべてのことを入塾前に身につけておく必要はありません。
「勉強したい!」という気持ちを持っている子たちを、塾の先生は応援しています!

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