こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。
コロナ感染が少し落ち着き、規制が緩和されてきました。6年生の皆さんから「延期されていた修学旅行や学校行事が開催される!」という話もチラホラ耳にします。受験本番も迫ってきましたが、小学校の残り少ない生活も大切にしたいところですね。
今年は文化祭や体育祭など志望中学の行事を直接見ることができず残念だった人も多いと思いますが、それでもいよいよ志望校をはっきり決める時期となりました。
まず自分が一番行きたいところを軸にして考えてみましょう。東京の学校は1日に集中しがちですが、大学附属系や国立、公立中高一貫校などは2日、3日に受験というところも多いです。
第一志望校がチャレンジ校になる場合は(ほとんどの皆さんがそうなると思いますが)これまでの模試で概ね合格確率60〜80%が取れているところも受験するように組んでください。中学受験に対する考えはご家庭によって様々だと思います。受けたいところだけ受けてダメなら高校でリベンジという考えもありますが、ここまで頑張ってきた成果を合格という形で噛み締める喜びは本当に大きなものです。
またお家から学校までdoor to doorで何分かかるのかも考慮に入れておいましょう。中学校は長期休暇中も部活や行事の準備などで通学する回数が多いものです。1時間程度というのが一つの目安になるかと思います。
また「自分に合った校風の学校を」ということもよく言われます。それぞれの学校に「自由でのびのびした雰囲気」とか「真面目な子が多い」とか世間一般の人が持つイメージというものがあります。そういう評判やイメージに憧れて受験する人も多いでしょうから自然とその傾向が定着するのも不思議な話ではありません。
でも少しわかってほしいのは「そのイメージが全てではない」ということです。質実剛健な校風だからと言ってのびのびした子がいないわけではもちろんありませんし、どんなメンバーが集まってくるのかは学年によっても差で出るものです。「あそこの学校は僕には合わない」というような先入観が強すぎるのは選択の間口を狭くしてしまうのでもったいないですね。ただし「野球部やサッカー部でバリバリ頑張りたいけどグランドが小さい」とか「セーラー服が憧れだけど、ブレザー制服」などは変わらない事実なので何にこだわるかでご注意を。
みなさんのモチベーションがあがる志望校をうまく組み合わせることができるといいですね。
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