こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。
みなさんが弟さんや妹さん・学校の年下の子に、「単位ってなぁに?」と聞かれたらどのように答えますか?
「メートルとか、グラムとか、そういうやつ」
「重さとか、量とかを表すもの」
そんな風に、いろいろがんばって考えるのではないでしょうか。
ではついでに、「もし単位がなかったらどうするの?」ということも考えてみましょう。
例えば距離であれば、「60歩分」なんて表すかもしれませんし、体積や重さの単位がなければ「コップ5杯分の量」、「辞書3冊分ぐらいの重さ」などと表すかもしれません。
考えてみると、そうやって単位を使わずになにかの数字を表現するときには、なにか他のものの数値を使って比べて表さないとなかなか難しいですね。
ですが、1歩は人によって違いますし、コップに入る量も辞書の重さも物によって異なりますから、上のような表現は自分以外の誰かに距離や量や重さを伝えたいときにはわかりにくいです。
そう、単位というのはその言葉を使う人によって差が出ない「決められた一定量」であり、基準となるものなんです。
決め方は様々ですが、例えば「1メートル」というのはもともと「北極点と南極点を結んで地球を1周した長さの、4000万分の1」として決められた量でした。これならどの国でも認識がずれず、長さが大きく変わることはありません。
(現在ではよりズレをなくすため、光の速度を元に決められています)
グノリンクでも、算数や理科で「単位がよくわからない」「単位変換は苦手」という言葉をよく聞きますが、単位ってとても大事なものですね。
知ってみると単位はもっと面白いので、また次回お話します! (728文字)
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