こんにちは!個別指導グノリンクの『リンクペディア小学生コラム』を読んでくれてありがとう。
前回、集団塾について「きちんと授業を受ける」とはどういったことなのかを考えました。
①先生の説明を聞いてくる
②先生の説明を書いてくる
③指示された問題を解く
今回は③について考えてみましょう。
問題の解き方について、これもポイントがあります。
全部の問題が一回で正解できればいいのですが、もちろんわからなかったり間違えることもあるでしょう。
そのような時「どこまで自分で解けたか」「どこまで先生の説明が理解できたか」をきちんと区別することが大切です。
自分で書いたものはえんぴつで、先生の説明は赤ペンで書くといった区別も分かりやすいですが、それこそただ書いただけで終わってしまいがちです。
おうちでの復習に便利なのは、「授業中の理解具合をその場で問題にメモしておく」ことです。
例えば、問題番号の横に下のような記号をつけてみてはどうでしょうか。◎…自分で解けたし、考え方もあっていた
〇…ちょっとミスしてしまったけれど、考え方はわかっていた
△…自分で解けなかったけれど、先生の説明を聞いてわかった
✕…先生の説明を一回聞いただけだと、よくわからなかった
このように記号をつけておくと、まず✕についてはもう一度説明を聞きに行ったり考え直すことが必要だと分かります。また、△は自分の力で解いていないので、わかったつもりで終わらせず、今度は自分の力で解けるのかをもう一度確認する必要があります。
◎や〇のおさらいももちろん必要ですが、時間がない時には一回省いてテスト前になったらもう一度とりくもうなどの判断もしやすくなるのです。
せっかくの塾の時間を有効活用してがんばりましょう!
(717字)