こんにちは!個別指導グノリンクの『リンクペディア小学生コラム』を読んでくれてありがとう。

SAPIX生に向けてのアドバイス、今回はテキストの使い方についてです。

算数に関してはプリントや家庭学習用テキスト含め豊富な教材ですが、理科や社会の教材の使い方はどうでしょうか?

テキストの宿題の問題は毎週解いているけれど、なんだか定着していない

そんなことはありませんか?

サピックスで習う理科や社会の問題はとても難しいです。「えっ、小学生でこんな内容について勉強するの?」と思うようなこともたくさんあります。

そして、それを丁寧に解説してくれているテキストの説明部分は、4,5年生のものを6年生の受験直前になって読み返しても参考になるくらいのためになる内容です(普段すぐめくってしまうような表紙の写真や説明も大切なことが多いですね)。

だからこそ、授業を受けて1回なんとなく読み流すぐらいで理解できる子はそう多くはないでしょう。

また、理科や社会の問題は記号選択になっている問題も少なくありません。
何となくアやイなどと解答をしてそのまま丸付けをして訂正して終わりでは、勉強にならないことは明らかです。

テキストに書かれている内容がどのように問題と結びつけられるのか、それをテキストを通じて感じ取りましょう。問題を解きながら、間違えてしまったものや合っていたけれどいまいち自信がないような問題は、解答解説を見るだけではなく必ずテキストを読み直して確認してください。

中には「テキストに載っていなかった!」という内容もあるかもしれません。そのようなときはサッと関連する別テキストを読み直したり、それが難しければインターネットで調べてみてもかまいません。

そして必ず、分かったことは文字にしてテキストなりノートなりに自分の文字で書き込みましょう。書くために頭で復唱したり手元で自分の文字として目で見ることは、定着のための力になります。

 

理科や社会はどうしても勉強の後回しになりがちですが、だからこそできるだけ早い段階からきちんとした知識の定着や作業力を身につけていきましょう!

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