こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。

今回は太陽系についてお話ししたいと思います。
太陽系とは太陽を中心としてその周りを回る惑星や準惑星、さらにその周りを回る衛星などの天体の集まりです。

ではみなさんは太陽ができたのはどのくらい前か知っていますか?

地球より少し前にできた恒星(自分で光っている星)で、今から約46億年前です。
惑星というのは太陽の周りを回って(公転して)いる8つの天体で地球はそのうちのひとつですね。また準惑星というのは惑星のように太陽の周りを公転し、球形をしていているのですが、軌道上に他の天体が存在する天体です。そのため冥王星(めいおうせい)は惑星からはずされてしまいました。また、衛星は惑星の周りを回る天体で、月は地球の衛星になります。

太陽系は天の川銀河に属していて数千億の恒星があると考えられています。天の川銀河は
直径およそ10万光年(1光年とは光が1年で進む距離)、およそ100京㎞です。太陽系の直径は30兆㎞です。大きすぎてピンとこない長さですね。

宇宙の大きさはよくわかっていませんが、銀河の数は大まかな計算をすると宇宙に400億個あるそうです。宇宙はゆっくりぼう張していると考えられていて、銀河はそれに乗っかるように動いていて1秒間で約630㎞の高速で移動していると考えられています。太陽系も天の川銀河の軌道上を1秒間で約240㎞の速さで動いています。ちなみに地球は太陽の周りを1秒間で約28㎞の速さで動いています。ということなので地球はもちろん動いていますが、太陽も動いているのです。(理科の問題では太陽まで動かれてしまうとわけがわからなくなるのか止まっていると考えますが)

宇宙では、止まっていると思っていた星が考えられない速さで動いているのですね!