こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。

今回は夏の暑さと体に関するコラムです。

今日のテーマは暑熱順化についてお話します。
暑熱順化(しょねつじゅんか)とは最近よく聞く言葉ですが6月の梅雨明けあたりから気温が急上昇し、その温度変化に体が対応してゆくことです。これを怠ると対応できずに体調を崩すことがあります。
ここ2年あたりは特にマスクをつける時間が長くなっているので熱中症の危険性は上がってしまうので本格的に暑くなる前に体調を慣らしてゆくといいですね。

対応策というのはただ「暑さに体を慣らしてゆく」とそれだけなのですが具体的には2つ。
まずは汗をかく運動をすることです。
寒い時期に体が汗をかくことを忘れているので思い出させてあげる、という感じです。勉強で忙しくなかなか時間が取れないかもしれませんが、校庭で鬼ごっこ程度の運動で汗が出ると思いますからなんとか頑張って鬼ごっこやドッジボールなどで軽く汗をかきましょう。

次にできることとしてお風呂で湯船につかることです。
暑くなってきて「お風呂につかるのは面倒だな、シャワーだけで済ませてしまおう」と考えがちですが、ここは2日に1回程度はゆっくりお風呂につかって温まりましょう。ぬるめのお湯なら長めに入っているのも、熱めのお湯にはいるのものぼせないことに気をつけて「体温を上げる練習」を行うようにしてください。

運動もお風呂もきちんと水分補給を忘れないようにしてくださいね。

間違えては行けないのが「高温すぎることは良くないこと」「長時間暑い状態にいないこと」を守ってください。
お風呂とは言いましたが暑いサウナに入っただけでは順応は不十分ですし日常の暑さではないので体はそれには慣れてゆきません。また長時間暑い状態にいると順化されているいないにかかわらず熱中症になってしまいますので順化を行っているときは「いい汗かいた!じゃあちょっと休憩!」ときちんと休んで体温を下げてください。
おすすめの冷却アイテムはずばり「うちわ」ですね。壊れにくいし電池もいりませんのでぜひ入手してください。

慣れるのに数日から2週間程度かかるようですので早めに体を慣らしておいたほうが安心です。
夏は勉強も増えてくる期間で体力も必要になってきます。体力づくりも兼ねて、また勉強の合間のリフレッシュとして運動を続けることはとてもいいことですので運動する習慣を身に着けてみませんか?