こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。

さて、梅雨時で天気があまり安定しない日々が続いていますね。「じめじめする日が多くて嫌だ…」と思う人もいるかと思います。梅雨が終われば今度は夏の暑い日々がやってきます。くれぐれも体調管理には気を付けてくださいね。

今日はそんな夏の時期ならではの話として、汗について話していきたいと思います。

夏になるとたくさん汗をかき、冬は汗の量が少なくなりますね。また、激しい運動をするとたくさんの汗をかきます。これは皆さんの体にとって大切なことなのです。

汗は一部他の物質が含まれていますがそのほとんどが水です。つまり汗をかくことにより皆さんの体表に体内から水分が出てきます。体表に出てきた汗は蒸発を始め、気体になっていきます。これが人間にとって暑い夏を乗り切るために必要不可欠なことなのです。

物質が固体から気体になるためには熱を必要とします。水が水蒸気になるためには周りの熱を使うのです。人間の体表でこれが起こった場合、体内の熱が使われます。この結果、汗をかくことにより人間の体温は少し下がることになります。気温上昇の影響を受けて人間の体温は少しずつ上がろうとしますが、汗をかき続けていくことにより体温調節ができ、大きな変化をしないのです。

ですが、だからといって夏でもずっと外に出ていいわけではありません汗をかくことにより体内の水や塩分などが失われます。これを補給しないまま汗をかき続けた場合、脱水症状を起こし最悪の場合命にも関わることになってしまいます。外に出る機会もあると思いますが、水分補給をしっかりして、汗をかいても大丈夫な状態にしておきましょう。

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