こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。
今日は電話などで聞き取りづらいときの解決法のお話をします。
電話などで
須藤「こんにちは 須藤(すどう)です」
相手「工藤(くどう)さんですか?」
のように聞き取りにくい場合があります。こういった場合に
須藤「スドウ です スドウ! スイカのス!」
と言ってよく知られている名詞の頭文字で伝えますが、この言葉は実は五十音が決まっています。これを「フォネティックコード」と言います。
最近の携帯電話はとても音質が良いのですが、風が吹いていたり騒音の近くであったりすると声を伝えにくくまた聞き取りにくくなってしまいます。これを知っていると伝えたい文字をうまく伝えられると思います。
自分の名前のフォネティックコードだけでも覚えておくと便利ですよ。
例えば「あいかわ」さんを説明するときは
「朝日のあ、いろはのい、為替(かわせ)のか、わらびのわ」と言うと伝わりやすいということです。
しかしこの中で昔に決まったのでわかりにくい表現もあります。「はがき」「マッチ」「ラジオ」は最近減ってきているので、もしかしたら知らない人もいるかも知れません。
「三笠(みかさ)」は日本の戦艦の名前で、「留守居(るすい)」は留守番のことを言う古い言葉です。
この5文字以外であれば相手に伝わると思います。
また「ヰ」は「い」、「ヱ」は「え」と発音します。現在は使われない文字ですね。
日本語フォネティックコード
ア 朝日のア
イ いろはのイ
ウ 上野のウ
エ 英語のエ
オ 大阪のオ
カ 為替(かわせ)のカ
キ 切手のキ
ク クラブのク
ケ 景色のケ
コ 子供のコ
サ 桜のサ
シ 新聞のシ
ス すずめのス
セ 世界のセ
ソ そろばんのソ
タ 煙草(たばこ)のタ
チ 千鳥(ちどり)のチ
ツ 鶴亀のツ
テ 手紙のテ
ト 東京のト
ナ 名古屋のナ
ニ 日本のニ
ヌ 沼津のヌ
ネ ねずみのネ
ノ 野原のノ
ハ はがきのハ
ヒ 飛行機のヒ
フ 富士山のフ
ヘ 平和のヘ
ホ 保険のホ
マ マッチのマ
ミ 三笠のミ
ム 無線のム
メ 明治のメ
モ もみじのモ
ヤ 大和(やまと)のヤ
ユ 弓矢のユ
ヨ 吉野のヨ
ラ ラジオのラ
リ りんごのリ
ル 留守居(るすい)のル
レ れんげのレ
ロ ローマのロ
ワ わらびのワ
ヰ 井戸のヰ
ヱ カギのあるヱ
ヲ 尾張(おわり)のヲ
ン おしまいのン
゛ 濁点
゜ 半濁点
一 数字のひと
二 数字のに
三 数字のさん
四 数字のよん
五 数字のご
六 数字のろく
七 数字のなな
八 数字のはち
九 数字のきゅう