こんにちは!個別グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。

 

今日は受験勉強とは切り離せない「ストレス」に関してお話します。

 

一般に「心や体に対してかかる外部からの刺激」をストレスを引き起こすものとして「ストレッサー」と言います。

例えるとテストなどで成績が下がったことを「ストレッサー」(原因)それによって気分が沈むことを「ストレス」(それによって起こった現象:ストレス反応ともいう)と区別します。

 

勉強をしなければいけないときに「勉強を頑張れ!」と言われると精神的負担や体の疲れを感じることもありますが、サッカーをしていて「頑張れ!」と言われたら力が出てより走れるということも起きます。楽しんで行っていることに関して「頑張れ!」という言葉は「応援」として捉えられ、あまり楽しくないことに関しては「催促」と判断されて負担を感じるような反応が起きます。

そのためやらなければいけない義務のようなものでも「これを頑張ると理解が深まり解けるようになる!」などの好意的な考え方をすると心も体も楽になります。よく言われる「ポジティブシンキング」(好意的に考えてみること)ですね。

 

負担を軽減する方法として「ごほうび」を使うことがあります。勉強などの作業を達成したときに「小さなお菓子を1個食べていい」というような「達成」と「見返り」をセットにしてやる気を出すという方法です。

このとき大事なことは二点あります。一つ目はできたときに、自分をほめることです。「よくできた!だからお菓子食べていい!」というお菓子をただ食べるものにしてしまうと効果が薄れます。 二つ目は見返りを大きくしないということです。見返り(ごほうび)を大きくしていくと、ごほうびが実現しにくいものになったときにやる気がもう出てこなくなるという危険があるためです。

上手に自分をコントロールすると「よし、やるぞ!」というときにやる気を引き出せるようになるので使ってみてはいかがでしょうか?