こんにちは!個別グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。

今日は【解答解説の上手な使い方】についてです。

文章読解をどのように復習したらよいかわからない、と言う声をよく耳にします。漢字や四字熟語、季語、文法の解き直しはかんたんですよね。知らないものは何度もくり返し暗唱したり、ノートに書き出したり、覚え直せばよいのですから。しかし、文章読解では同じ文章が次回のテストに出ることはまずありません。どうやって復習したらよいのでしょうか。実はテストが返却されたら絶対にやって欲しいことが4つあります。

 

①【解答】と自分の書いた答えを見比べる。

②【解説】をすみからすみまで精読する。

③  記述で、自分が書いた答えには何が足りなくて、何が余計だったのかを確認する。

④  間違えた漢字や慣用句などを解き直して復習する。

 

このうち、忘れがちなのが③です。どうして減点になったのか、どこまで自分が読み解けたのか把握(はあく)することはとても大事です。また、記述が空白だった場合には【解答を写す】ことも効果的です。書写することで、こんなふうに書けばよかったのかと学習出来るからです。「えっ、写していいの?」と思った人もいるかも知れませんね。模範解答をなぞることで【型】を学ぶのです。そして、文の書き出し方や、まとめ方の見本とし、そのあとに自分だったら…と解答をお手本にしながら自分の言葉で書いてみましょう。最初はほぼ丸写しでもOKです。肝心なのはコツをつかむまで続けることです。ぜひ、今日からチャレンジしてください!