こんにちは!個別グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。今日は【長文の説明文の攻略方法】についてです。

国語の出題傾向は年々、長文化しています。読むだけで時間の半分が過ぎる、全部読み切らないどころか、記述に関しては白紙のまま…と、お手上げ状態の人もいる一方、ドンドン読んで問題に取り組める人もいます。その違いはどこから生まれると思いますか?

 

文章に慣れている人は、頭の中で情報整理をしながら読んでいます。

説明文は、主に以下のような文の構成が多いと思います。

①なぜ疑問に思ったのか(疑問提示)

②自分の考え(意見)

③たとえを挙げて説明(例)

④まとめ(結論)

 

ここで③に注目して考えてみましょう。

説明文では「社会学者の〇〇もこう言っています」と例がよく挙げられます。本来、分かりやすくするための引用部分なのですが、混乱するきっかけとなる場合も多いのです。

そんな時にこそやって欲しいこと、それは長文を【著者の主張】と【事実や引用】に分けて読むことです。例①や例②などと記号に置き換えてみてもいいでしょう。著者の考えとそれ以外を区別することがポイントです。著者の意見や主張を意識して読むことで長文も整理され、グッと頭に入りやすくなるはずです。