こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。

 

春が近づいて来ると、公園や道端の木々の枝に可憐な花の蕾をみかけるようになりますね。

桜の時期になるとメディアでも桜前線をとりあげ、咲き出したことを知らせてくれますが、まだ寒いこの時期の可愛い蕾、あれは一体何の枝だろう?と思ったことはありませんか?

 

まず一般的には梅(1月下旬~)→桃(3月上旬~)→桜(3月中旬~)の順に咲くと言われています。

ただ、今までこの順番を守ってきた花たちも、昨今の冬から春にかけての激しい寒暖差や異常気象に翻弄されて狂い咲いてしまうことも多いようです。

 

そこでお散歩の時などに見かける蕾をつけた枝が、いったい何の木なのかを見分ける方法をお伝えします。

 

 

梅 枝に直接蕾(花)をつけます。そして花びらは丸い形をしています。

花が終わるころ葉が出てきます。

 

桃 枝と蕾(花)の間に短い軸があり、花びらは先がとがった形をしています。   唯一、花と葉と同時につけるのも特徴です。

 

桜 花がつく軸が長く、花びらは先端に切れ込みが入ったようなハート型をしてい  ます。図案にもよく見かけますので一番馴染みがありますね。

花が終わる頃に葉がでてきます。

桜の開花予想は薄いピンク色のソメイヨシノという種類の桜で行っています。

 

(どのお花も春の季語として俳句などに良く使われますが、「早梅」「寒梅」は晩 冬の季語になります。覚えておきましょう。)

 

 

今の時期の、梅と桃が一番見分けが難しいかもしれませんね。

ちょっと近づいて確認し、早春を楽しんでください。

きっといつもより景色が華やいで感じることでしょう。