こんにちは!個別指導グノリンクの『小学生の君に送る60秒コラム』を読んでくれてありがとう。

 

図形問題が苦手!できない!っていう生徒のほとんどは図形の勉強法を知らないことが多いですね。ですからここはこうやってああやってと説明しても、理解はできるが自分では解けないことがほとんどです。

自分で「ああだ、こうだ」と色々考えながらできるようにしなければいつまで経っても平面図形は苦手なまま終わります。また、難しい入試問題でも「ああだ、こうだ」と色々考えないと解けません。ではどうすればこの「ああだ、こうだ」ができるようになるのでしょう。

 

図形には様々な基本パターンというものが存在します。

例えば相似形であれば、タワー型のようなものや砂時計型のような入試問題でよく見るものが少なくとも4パターンはあります。

初めて相似形を学習するときはこのうち1パターンか2パターンずつぐらいずつ学習し、相似形だけが見える基本問題を学習し、次にどこに相似形があるかわかりにくいものや他のパターンと組み合わせて解く応用問題へと進んでいきます。

要はこの応用問題の図形を見た時、何組かある相似形や他の基本パターンのすべてが見えているかどうかで解けるか否か決まります。図形は「見えれば解ける」なのです。ですから基本はできても応用ができない場合、応用問題をするときにまず習った基本パターンがないか探すことです。

ひとつ見つけてヤッターではなく他にもないかたくさん探すことです。覚えるべき基本パターンが増えてきたときは基本パターンだけを紙などに書き出してそれを見ながら探してもOKです。

つまり探すものがわかっていれば探すことができるのです。探すものがわかっていなければ探しようがないので、ただ図形を眺めているだけで終わってしまいます。この基本パターンを探す作業が「ああだ、こうだ」の第一歩です。

 

まだまだ平面図形が苦手な原因はたくさんありますが、またの機会に。